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心理カウンセラーが解説、自信が持てない人の3つの特徴

更新日:2024年10月12日



誰しもが自分に自信を持って、堂々と生きたいものです。しかし持ちたいと思ってもどうすればいいかわからず、時間だけが過ぎていき、結局普段の自分と何も変わらないってことないですか。そんな自分に対して失望するという負のループでより自分に自信を持てなくなる。ここではそんな心のカラクリを知って、自分の思考の癖を修正していきましょう。




目次


  1. 自己肯定感の低さ

  2. 他人の目を気にする

  3. 他人軸の人生




特徴① - 自己肯定感の低さ

~心の疲労がたまってばかり~



自信が持てない人に共通するものとして、自己肯定感の低さが挙げられます。自己肯定感が低い人は、無意識に自分を否定してしまい、他人と比べて自分を低く評価する傾向があります。 本当はもっとできるのに、「自分じゃできない」とか「そんな力ないよ」などのネガティブな気持ちになってしまうことも。あなたも1度はそんなことを思ったことはないですか?自分がダメな人間だと思ったこと。


どうにかしよう、このままじゃいけないとわかってはいるけど、どうすればいいかわからない・・・結果、心の疲労だけが溜まって、しんどくなってばかりだと思います。


実は諸外国と比較すると、日本人の自己肯定感は圧倒的に低いんです。


参考:文部科学省の自己肯定感を高め、自らの手で未来を切り拓 ひら く子供を育む教育の 実現に向けた、学校、家庭、地域の教育力の向上より





特徴② - 他人の目を気にする

~周りの目でおびえる生活からサヨナラ~



実はこの特徴を持つ人は非常に多いです。なぜ他人の目を気にしてしまうのか?

それは日本の教育の文化も大きく影響しています。

小さいころから褒められたり、期待されたりした人は自分は能力があるんだと思う傾向があります。そうなるといろいろなことにチャレンジもしやすくなる。そしたら経験を積めるのでより能力もあがり、もっと自信をつけていきます。


アメリカの教育心理学者R・ローゼンタールが行った実験では、教師に褒められて期待された生徒と、そうでない生徒では成績の伸びに明らかな違いが見られるという結果がでました。他人から期待されることによって学習・作業などの成果が上がる現象は、一般的に「ピグマリオン効果」といわれています。


つまり褒められたら自信がつくので、他人の目を気にしなくなるが、褒められてこなかった子は自信が持てず、他人の目を気にする傾向になってしまうということです。

自信を持たない人は、他人の評価に集中しすぎて、他人からの評価や期待に縛られることで、自分らしさを失い、結果として自己評価も少なくなってしまいます。そんな状態では、常に心が不安定な状態に陥りがちです。




特徴③ - 他人軸の人生

~自分の人生のハンドルは自分が握る~



自分に自信が持てないと、どうしても自分の意見や考えがこれでいいのかという不安が付きまといます。ケンブリッジ大学のバーバラ・サハキアン教授の研究によると、人は一日3万5000回もの回数で、何かしら決断をしていると考えられています。その決断は自分の考えや直感で行われているもの。日常の小さなこと(今日のご飯は何しようかな)では大きな影響は出てきませんが、問題は受験、引っ越し、就職、転職、結婚、出産、介護などの人生で大きな決断をするとき。自分の意見や考えに不安があるから、「周りがそうやっているから」とか「親や友人が言っているから」と他人軸で人生の大切な瞬間を決断してしまいがち。あなたはそんな他人が決めたような人生でいいんですか?






自分の得意を見つけることが解決策


自信を持てない人に対して、考え過ぎてはいけないというアドバイスをする人もいます。しかし、当の本人からしたら考えたくなくても、考えてしまうからどうすればいいかと悩んでいるのであって、それでは本人を追い込むだけ。まさにシロクマ効果です思考を止めようとすると、逆にそのことについて考えてしまう現象


自信を持つためには何か1つ、自分の得意なことを見つけてください。これならできる、それなら得意というものがないのに、自信を持つことなんてできないと思っています。その1つがあれば、他がうまくいかなくても、自分にはこれがあるという心理的安定性を保つことが可能。ここで注意したいのが、県で1番とか学校で1番などすごいレベルを求めているわけではありません。周りの友人10人ぐらいの中で1番であれば十分です。







あるものに目を向ける。ないものばかりを見ない。


人の思考の癖で、ないものばかりに目が行く性質があります。例えば結婚はしているけど、子供がいない夫婦がいます。結婚したいけど結婚できない独身者から見れば、夫がいるだけでうらやましいのに、本人は子供がいないことばかりに目がいって、欲しいものがいつも自分は手に入らないと嘆く。ちょっと視点を変えれば、結婚出来て夫と一緒に入れているはず。

独身者が手に入れられなかったものを手に入れているのに、そこに目はいかず、ないものばかりに目が行ってしまい、いつも欠亡感でいっぱいの状態です。

それでは自信を持つことはできません。むしろ自信を失ってしまいます。






最後に


過度に自信を持つ必要はないけれども、自信を持つことで間違いなく、あなたの人生は光り輝く方向へ進みます。このブログで書いた特徴が当てはまれば、今からでも遅くありません。私はこれが得意というものを時間をかけて見つけていきましょう。




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