【簡単】意見の言えない自分を手放すテクニック
- 人事マネージャー×神社マイスター
- 2022年4月17日
- 読了時間: 4分
更新日:2022年5月5日

いつも自分の言いたいことが言えず、モヤモヤした気持ちを抱えて。
自分の言いたいことを言っている人に嫉妬してしまう。
本日はそんなあなたの人生を変えられる、絶対に知っておくべき心理学についてお伝えします。
目次
自分の意見がどう思われるか怖い
仕事であれば一緒に同僚とランチに行った時やミーティングの時、プライベートだったら彼氏とのデートでどこ行きたいと聞かれた時など、自分の意見を発信する機会はたくさんあります。でも、そんなときにあなたは自分の意見を言えていますか?
これに当てはまったらあなたは要注意!
・自分の意見はあるけどなかなか言えない。
・言えない理由が分からない、もしくは周りにどう思われるか怖い。
・変なことを言って仲間外れにされたくない。
・自分の意見なんてどうせ大したことじゃないと思っている。
このことの根っこにあるのは不安感や恐怖心なんです。
これがある以上、相手から意見を求められて、自分の意見をいうチャンスがあっても、なかなか発信することは難しい・・・
どうして人間はこんな「不安感」や「恐怖心」を持つのでしょうか。
自己効力感の低さが原因

それはひとえに自分に自信がないから。別名、自己効力感が低いとも言い換えられます。カナダの心理学者 アルバード・バンデゥーラが提唱したもので、この自己効力感は「自分はうまくできる」とか「自分には能力がある」という自信のこと。自己効力感が高ければ物事をポジティブに考えて、物事を解決していく可能性が高まります。
逆に自己効力感が低ければ「自分にはきっと無理だ」とか「どーせ自分には・・・」とネガティブ思考に陥り、解決できる能力、スキルがあるにもかかわらず失敗してしまうことも。
自己効力感の低い人にはこんな共通点があります。
・あまり褒められなかった
・成功した体験が少ない
・周りに成功した人がいない
あなたはどうですか?2つ以上当てはまるなら、ちょっと注意が必要かも?!
自己効力感を高める方法
自己肯定感を高めるのは実は簡単だったりするんです。それは「小さな褒め」と「小さな成功体験」。なんでもいいんです。些細なことでもいいんです。自分をほめてあげてください。圧倒的にあなたはほめられ不足なんです。よく「褒めるとこなんてないです」と言われることがありますがそんなことはありません。
例えば体重を落としたいからダイエットを決意して、毎日ランニングすると決めたとしましょう。ほとんどの人は3日坊主で辞めてしまうと思います。この記事を書いている私でも1日走ったら挫折します・・・
ランニングは無理でも1分~2分のところにある公園に散歩はどうでしょう。そんなに難しくないと思います。これが出来たら褒めてあげてください。小さなことかもしれません。でもこの小さな褒め=達成感が積み重なることで、それがあなたの自信に繋がります。
どうですか?このハードルの低さだったらクリアすることが出来て、自分を褒めることが出来そうだと思いませんか?
アルバード・バンデゥーラも「直接的達成経験」ということで成功した体験が自己効力感を高める要素だと言っています。

自己効力感だけじゃない!セルフ・モニタリングというやっかいもの
最後にセルフ・モニタリングをご紹介。人間は程度の差はあれど周囲の関係などを通じて自分の立ち位置を確認し、その立ち位置に見合った行動、発言をしようとします。このセルフ・モニタリング、俗に言う「空気を読む、読まない」と言われているとか。
特に日本人は空気を読んで自分の意見を発言しない、なんてことはしょっちゅうあります。「阿吽の呼吸」なんて言葉があるくらい文化として根付いているくらいです。なので、日本人は比較的セルフ・モニタリングは高め。あなたが空気を読んで行動してしまうのはある意味仕方のないことだったのかもしれません。でもこの記事を読んでセルフ・モニタリングのことを知ったので、高すぎる必要はありません。もし気持ちがモヤモヤしたら、それはセルフ・モニタリングが高すぎる合図。もう少し落として空気を読みすぎるのをやめてみましょう。
最後に
今回は自己効力感とセルフ・モニタリングについてお伝えしました。自分に自信のない人やネガティブ思考の人はだいたい自己効力感が低く、セルフ・モニタリングが高めです。これからの人生を好転させるため、是非ともこの知識、活かしてください。
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